Xsan 2 Administrator Guide - ファイバーチャネル・ファブリックの動作速度が期待したものよりも遅い場合

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ファイバーチャネル・ファブリックの動作速度が期待したものよりも遅い場合

ファイバーチャネル・ファブリックが期待した

2 GB

で動作しない場合に確認できる点を次に示

します。

ケーブルを確認する

障害のあるケーブルがファブリック内に

1

つあると、ネットワーク全体の速度が低下することが

あります。すべてのケーブルが完全な伝送速度を実現できることを確認してください。スイッチ

管理ソフトウェアを使用して、特定の接続のパフォーマンスを確認して障害のあるケーブルを分

離してください。

対応するペアで適切なトランシーバを使用する

ファブリックに接続している装置の製造元に、使用しているトランシーバ(

GBIC

)がそれらの装

置での使用に適していることを確認してください。

また、各ケーブルの両端で同一のトランシーバ(製造元およびモデル番号が同じ)を使用してく

ださい。光学トランシーバの不一致(それらのトランシーバが両方とも装置での使用にそれぞれ

適している場合でも)が原因でファイバーチャネルの通信エラーが発生し、

SAN

のパフォーマン

スが低下することがあります。

ファイバーチャネル・スイッチのポート構成を確認する

SAN

上のクライアントの再起動時に生成される

RSCN

Request for State Change Notifications

は、ほかのクライアントへのビデオストリームでフレームのコマ落ちの原因になることがあり

ます。

あるクライアントが再起動してもほかのクライアントへの

SAN

トラフィックを中断しないよう

にするには、ファイバーチャネル・スイッチのマニュアルで、開始ポートの

RSCN

を抑制するよ

うにスイッチを構成できるかどうか確認してください。(たとえば、

Qlogic

スイッチでは、この

機能は

I/O StreamGuard

と呼ばれます。)

装置を特定のブレードに接続する

ファイバーチャネル・スイッチがブレードアーキテクチャに基づいている場合は、次のようにす

るとパフォーマンスが向上することがあります:

Â

大量のデータを日常的に交換する装置のペアをスイッチ内の同じブレードに接続する

Â

すべての負荷を

1

つか

2

つのブレードに集中させる代わりに、負荷を複数のブレードに分散する

RAID