Xsan 2 Administrator Guide - ボリュームおよびストレージプールの設定を表示または変更する(cvadmin)

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ボリュームおよびストレージプールの設定を表示または変更する(

cvadmin

Xsan

ボリュームに関する状況確認および設定作業を行うときは、

cvadmin

ツールを使用します。

詳しくは、

cvadmin

のマニュアルページを参照するか(

man

で表示)、次のように入力してくだ

さい:

$ sudo cvadmin -e help

インタラクティブモードにするには:

$ sudo cvadmin

ファイルからコマンドを実行するには:

$ sudo cvadmin [-H

host

] [-F

volume

] -f

cmdfile

ツール

説明

cvadmin

ボリュームおよびストレージプールの設定を表示または変更します

121

ページ)

cvaffinity

アフィニティタグを手動で操作します(

124

ページ)

cvcp

ファイルまたはフォルダをコピーします(

124

ページ)

cvfsck

ボリュームを確認または修復します(

125

ページ)

cvlabel

LUN

を表示、ラベル設定、および初期化します(

126

ページ)

cvmkdir

フォルダを作成し、アフィニティを割り当てます(

127

ページ)

cvmkfile

ファイルを作成して、事前に割り当てます(

127

ページ)

cvmkfs

ボリュームを初期化します(

128

ページ)

cvupdatefs

ボリュームの設定の変更を適用します(

128

ページ)

snfsdefrag

ボリュームをデフラグする(

128

ページ)

xsanctl

Xsan

ボリュームをマウントまたはマウント解除します(

130

ページ)

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122

付録

B

コマンドラインを使用する

1

つのコマンドを実行してシェルプロンプトに戻るには:

$ sudo cvadmin [-H

host

] [-F

volume

] -e

["]

command

[

cmdparam

..."]

次の表に、

cvadmin

ツールで使用可能なコマンドを示します。

cvadmin

コマンド

パラメータ

説明

-H

host

ボリュームを管理するメタデータコントローラ。指定されていない場合は
ローカルコンピュータとみなされます。

host

ログイン先以外のメタデータコントローラの

IP

アドレスまたは

DNS

名。

-F

volume

cvadmin

で有効にする(つまり「選択する」)ボリューム。

volume

– Xsan

ボリュームの名前

-f

cmdfile

指定されたファイルからコマンドを読み出します。

cmdfile

cvadmin

コマンドを含むテキストファイルの名前

-e

command

指定されたコマンドを実行してシェルプロンプトに戻ります。このパラ
メータが設定されていない場合、

cvadmin

はプロンプト

Xsanadmin>

を使用したインタラクティブモードで実行を継続します。コマンドにパラ
メータ(

cmdparam

)を含める場合は、コマンドおよびそのパラメータ

を引用符で囲みます。使用可能なコマンドは、この後の「

cvadmin

コマン

ド」でリストされています。

cmdparam

コマンドに必須の値。

cvadmin

コマンド

説明

activate

[

volume

|

index

]

対話的に操作する「有効な」ボリュームを選択します。

volume

ボリュームの名前

index

数字で表されるボリュームの

ID

(これらのリストを表示するに

は、パラメータを設定しないで

cvadmin select

コマンドを使用しま

す)

disks [refresh]

LUN

をリスト表示します。

down

pool

ストレージプールへのすべてのアクセスを拒否します。

pool

現在有効なボリューム内のストレージプールの名前

fail (

volume

|

index

)

ボリュームがスタンバイコントローラに切り替わるようにします。

volume

ボリュームの名前

index

数字で表されるボリュームの

ID

(これらのリストを表示するに

は、パラメータを設定しないで

cvadmin select

コマンドを使用しま

す)

filelocks [yes|no]

ファイルおよびレコードのロックを許可または拒否します。現在のロック
の設定を確認するには、パラメータを指定しないでこのコマンドを使用し

ます。

multipath

pool

(rotate|static)

Xsan

でストレージプールへの複数のパスを使用する方法を指定します。

pool

現在有効なボリューム内のストレージプールの名前

paths

使用可能な

LUN

をリスト表示します。

quit

cvadmin

を終了します。

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付録

B

コマンドラインを使用する

123

quotas [yes|no]

有効な(選択された)ボリュームに対するクオータを有効または無効にし

ます。現在のクオータの設定を確認するには、パラメータを指定しないで
このコマンドを使用します。

quotas get (user|group)

name

ユーザまたはグループに関する現在のクオータ情報を表示します。

name

ユーザまたはグループの名前

quotas set (user|group)

name

hard

soft

grace

ユーザ名またはグループ名に対するクオータを設定します。

name

ユーザまたはグループの名前

hard

ハードクオータ(バイト)

soft

ソフトクオータ(バイト)

grace

猶予期間(分)

quotacheck

有効なボリュームのクオータ情報を再計算します。

repquota

/Library/Filesystems/Xsan/data/

volume」にクオータのレポートファイ

ルを生成します:

quota_report.txt –

テキストファイル

quota_report.csv –

カンマ区切りファイル

quota_regen.in –

別のメタデータコントローラ上で同一のクオータを設

定する

cvadmin

コマンド。このコマンドを実行するには

cvadmin -f

を使用します。

repof

有効なボリューム上で開いているファイルのレポートをファイル

/Library/Filesystems/Xsan/data/

volume

/open_file_report.txt

」に作成

します。

select [

volume

]

操作する「有効な」ボリュームを選択します。インタラクティブモードの
コマンドプロンプトの前に、現在有効なボリュームの名前が次のように表

示されます:

Xsanadmin (Vol1) >

動作しているボリュームのリストを表示するには、

volume

パラメータを

省略します。

volume

– Xsan

ボリュームの名前

show [

pool

] [long]

有効なボリュームのストレージプール情報をリスト表示します。

pool

現在有効なボリューム内のストレージプールの名前

start

volume

[on]

[

controller

]

ボリュームの構成ファイル(

/Library/Filesystems/Xsan/config/

volume

.cfg

」)の情報に基づいて、ボリュームを開始します。

volume

– Xsan

ボリュームの名前

controller

ボリュームの

FSM

プロセスを開始するメタデータコント

ローラのアドレス

stat

有効なボリュームに関する情報を表示します。

stop

volume

ボリュームおよびすべてのメタデータコントローラ上にあるそのボリュー
ムの

FSM

プロセスを停止します。

up

pool

指定されたストレージプールへのアクセスを許可します。

pool

現在有効なボリューム内のストレージプールの名前

who

有効なボリュームのクライアント情報を表示します。

cvadmin

コマンド

説明

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付録

B

コマンドラインを使用する