ボリュームを修復する
cvfsck
ユーティリティによってボリュームに問題があることが判明した場合は、同じコマンド
を使用してボリュームを修復できます。
ボリュームを修復するには:
1
ボリュームを停止します。
「
Xsan Admin
」を開き、ボリュームを選択して、アクション(ギア)ポップアップメニューから
「ボリュームを停止」を選択します。
2
「ターミナル」を開きます(「
/
アプリケーション
/
ユーティリティ
/
」にあります)
。
SAN
のコントローラコンピュータを使用していない場合は、次のように
SSH
を使用してコント
ローラにリモートでログインします:
$ ssh
user
@
computer
ここで、
user
はコントローラコンピュータの管理者ユーザで、
computer
はコントローラの名前
または
IP
アドレスです。
3
cvfsck
コマンドラインユーティリティ(
「
/Library/Filesystems/Xsan/bin/
」にあります)を実行
して、ファイルシステムのジャーナルに記録されているイベントを修復します:
$ sudo cvfsck -j
volume
第
4
章
SAN
ストレージを管理する
69
4
さらに修復が必要かどうかボリュームを確認するには:
$ sudo cvfsck -vn
volume
5
前の手順で生成されたレポートに問題がほかにも記載されている場合は、次のコマンドを入力し
て完全なチェックを実行して、ボリュームを修復します:
$ sudo cvfsck -vw
volume
このコマンドについて詳しくは、
cvfsck
のマニュアルページ
(
man
で表示)を参照してください。