ボリュームにストレージプールを追加する
ボリュームにストレージプールを追加することで、
SAN
ボリュームに空き容量を追加できます。
内蔵のボリュームタイプに基づくボリュームを拡張する場合は、新しいアフィニティタグを作成
して、そのアフィニティタグに
LUN
を追加します。これにより、「
Xsan Admin
」によって自動
的に、新しいストレージプールが作成され、そのタグに割り当てられます。
カスタムボリュームを拡張する場合は、直接、新しいストレージプールを作成し、そこに
LUN
を追加します。
ストレージプールを追加するには:
1
必要に応じて、ストレージプールの
LUN
を管理する
RAID
システムを
SAN
のファイバーチャネル・
ネットワークに接続して装置の電源を入れます。
2
「
Xsan Admin
」で、「
SAN
アセット」リストから「ボリューム」を選択します。
3
リストからボリュームを選択し、アクション(ギア)ポップアップメニューから「ボリュームを
拡張」を選択します。
4
アシスタントの「
LUN
のラベルを設定」パネルで、ラベルが設定されていないすべての
LUN
に、
個々にラベルを設定するか、ラベルプレフィックスに基づいて連番を使ってラベルを設定するか
を選択します。
ラベルプレフィックスを使用する場合は、プレフィックスの末尾に番号を割り当てることによっ
て各
LUN
のラベルが作成されます。たとえば、プレフィックスを「
LUN
」にした場合、
LUN
の
ラベルは「
LUN1
」
、
「
LUN2
」などのようになります。すでにラベルが設定された
LUN
には影響
しません。
LUN
のラベルを個別に設定する場合は、次のパネルで「
LUN
のラベルを編集」をクリックし、新
しいラベルを入力します。
5
「ボリュームストレージを構成」パネルで、
「新規アフィニティタグ」
(または「新規プール」)を
クリックしてアフィニティタグ(またはストレージプール)を追加し、
LUN
を新しいタグ(また
はプール)にドラッグします。
6
「続ける」をクリックしてボリュームをマウント解除および停止し、新しいストレージを追加し
て、拡張したボリュームを再マウントします。
コマンドラインから
関連するボリュームの構成ファイルを「ターミナル」で変更することで、ストレージプールを追
加することもできます。詳しくは、
cvfs_config
のマニュアルページ(
man
で表示)または
131
ページの「
Xsan
の構成ファイル 」を参照してください。
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第
4
章
SAN
ストレージを管理する
SAN