既存のストレージプールに追加する
LUN
は、プール内にすでにあるその他の
LUN
と同じサイズ
以上にする必要があります。ただし、新しい
LUN
がプール内のその他の
LUN
より大きい場合、
その余分の容量は使用できません。そのため、ストレージプール内の既存の
LUN
には、常に、パ
フォーマンスと容量がまったく同じかほぼ同じ
LUN
を追加するようにしてください。同一のス
トレージプール内でサイズまたは速度が異なる
LUN
が混在すると、容量が浪費されて、パフォー
マンスが低下する可能性があります。
アクションメニュー
56
第
4
章
SAN
ストレージを管理する
ストレージプールに
LUN
を追加するには:
1
LUN
を管理する
RAID
システムをまだ
SAN
のファイバーチャネル・ネットワークに接続していな
い場合は、接続して装置の電源を入れます。
2
「
Xsan Admin
」で、「
SAN
アセット」リストから「ボリューム」を選択します。
3
リストからボリュームを選択し、アクション(ギア)ポップアップメニューから「ボリュームを
拡張」を選択します。
4
アシスタントの「
LUN
のラベルを設定」パネルで、ラベルが設定されていないすべての
LUN
に、
個々にラベルを設定するか、ラベルプレフィックスに基づいて連番を使ってラベルを設定するか
を選択します。
ラベルプレフィックスを使用する場合は、プレフィックスの末尾に番号を割り当てることによっ
て各
LUN
のラベルが作成されます。たとえば、プレフィックスを「
LUN
」にした場合、
LUN
の
ラベルは「
LUN1
」
、
「
LUN2
」などのようになります。すでにラベルが設定された
LUN
には影響
しません。
LUN
のラベルを個別に設定する場合は、次のパネルで「
LUN
のラベルを編集」をクリックし、新
しいラベルを入力します。
ラベルがすでに設定されている
LUN
は変更されません。
5
「ボリュームストレージを構成」パネルで、新しい
LUN
をアフィニティタグ(カスタムボリュー
ムの場合はストレージプール)にドラッグします。
6
「続ける」をクリックしてボリュームをマウント解除および停止し、新しいストレージを追加し
て、拡張したボリュームを再マウントします。
コマンドラインから
関連するボリュームの構成ファイルを変更し、「ターミナル」で
cvlabel
コマンドを使用するこ
とで、ストレージプールに
LUN
を追加することもできます。詳しくは、
cvfs_config
および
cvlabel
のマニュアルページ(
man
で表示)か、
131
ページの「
Xsan
の構成ファイル 」および
126
ページの「
LUN
のラベル設定、リスト表示、およびラベル設定解除(
cvlabel
)
」を参照して
ください。