ストレージを追加する
SAN
のストレージを増やすには、次の方法があります:
Â
既存のストレージプールに
LUN
を追加する
Â
既存のボリュームにストレージプールを追加する
Â
新しいボリュームを追加する
LUN
をストレージプールに追加すると、既存のボリュームのサイズが増え、クライアントとスト
レージ間の
RAID
コントローラおよびデータパスの数が増えることから、パフォーマンスが向上
します。拡張の際、新しい
LUN
の追加時は、
「
Xsan Admin
」によってボリュームが停止され、
クライアントからマウント解除されます。
ボリュームにストレージプール全体を追加することによって利用可能な領域を増やすこともで
きます。この場合も、
「
Xsan Admin
」によってボリュームが停止され、クライアントからマウン
ト解除されます。
カスタムのボリュームタイプに基づいてボリュームを作成した場合は、ストレージプールを直接
操作します。一方、
Xsan
に用意されているボリュームタイプ(
「一般のファイルサーバ」
、
「カレ
ンダー・サーバ・クラスタ」など)を使用してボリュームを作成した場合は、ストレージプール
を直接には操作しません。代わりに、
1
つ以上のストレージプールを表すアフィニティタグを操
作します。
「
Xsan Admin
」では、選択したボリュームタイプのパフォーマンス要件に基づいて、
使用可能な
LUN
がストレージプールに自動的にまとめられます。
54
第
4
章
SAN
ストレージを管理する
LUN