ネットワークの計画を立てる
Ethernet
接続は、
Xsan
ストレージ・エリア・ネットワークで次のようないくつかの方法で使用
されます:
Â
Xsan
のクライアントおよびメタデータコントローラでは、
Ethernet
を使用してボリュームメ
タデータを交換します。
Â
Xsan
クライアントでは、
SAN
の外部にあるネットワーク(大学や企業のイントラネットやイ
ンターネット)へのアクセスに
Ethernet
を使用できます。
Â
Xsan
メタデータコントローラでは、リモート管理に
Ethernet
接続を使用できます。
Â
RAID
システムでは、 システム管理に
Ethernet
接続を使用できます。
Â
ファイバーチャネル・スイッチでは、スイッチ管理に
Ethernet
接続を使用できます。
第
2
章
ストレージ・エリア・ネットワークの計画を立てる
35
次の
2
つのオプションがあります:
Â
1
つの
Ethernet
ネットワークをすべてのトラフィックに使用します。これは安価なオプション
ですがセキュリティも低下し、可能な最善のパフォーマンスが得られないことがあります。
Â
2
つの別個のネットワークを使用し、
1
つをメタデータに、もう
1
つをほかのすべての
IP
トラ
フィックに使用します。この構成は多少高価です(コンピュータごとに
2
つの
Ethernet
アダ
プタが必要です)が、ルーチン・ネットワーク・トラフィックは
SAN
ボリュームのメタデー
タトラフィックに干渉しないため、セキュリティとパフォーマンスが向上します。