ネットワーク
SAN
上のコンピュータは、
Ethernet
ネットワークにも接続されている必要があります。
Xsan
の
コントローラおよびクライアントでは、ファイバーチャネル・ネットワークの代わりにこのネッ
トワークを使用してファイルシステムのメタデータを交換します。
SAN
上のコンピュータがディレクトリサーバ、企業や大学のイントラネット、またはインター
ネットと通信する必要がある場合は、各
SAN
クライアントおよびメタデータコントローラを
2
つの異なる
Ethernet
ネットワーク(
1
つは
SAN
メタデータ用のプライベートサブネット、もう
1
つはディレクトリサービス、イントラネット、およびインターネット・トラフィック用)に接
続する必要があります。ビデオ編集などの高いパフォーマンスが要求されるアプリケーションで
SAN
を使用する場合、これは特に重要です。
IP
アドレス
クライアントコンピュータおよびメタデータ・コントローラ・コンピュータでは、
Ethernet
ネッ
トワーク接続に静的(固定)
IP
アドレスが必要です。パブリックイントラネットおよびインター
ネット接続については、各コンピュータの静的
IP
アドレス、サブネットマスク、ルーターアド
レス、および
DNS
サーバアドレスを手動で入力するか、 この情報の一部またはすべてを提供す
るように
DHCP
サーバを構成できます。
DHCP
サーバを使用して
IP
アドレスを提供する場合は、
各
SAN
コンピュータに常に同じ静的
IP
アドレスを割り当てるように設定する必要があります。
DHCP
で
SAN
装置に動的
IP
アドレスを割り当てないでください。
SAN
メタデータネットワークについては、
SAN
コンピュータに静的プライベート(ルーティン
グされない)
IP
アドレスが必要です(
SAN
メタデータ用の独立したプライベート
Ethernet
ネッ
トワークを設定できない場合は該当しません)。新しいコンピュータまたは
Leopard
か
Leopard
Server
を新規インストールしたばかりのコンピュータを設定する場合は、
「
Xsan Admin
」を使
用して、プライベート・メタデータ・ネットワーク用のアドレスを割り当ておよび管理できます。
手動でアドレスを割り当てる場合は、プライベート(ルーティングされない)メタデータネット
ワークで次のいずれかの範囲の
IP
アドレスを使用できます:
プライベートアドレスの範囲
関連付けられたサブネットマスク
コメント
10.0.0.0 – 10.255.255.255
255.0.0.0
10/8
172.16.0.0 – 172.31.255.255
255.240.0.0
172.16/12
192.168.0.0 – 192.168.255.255
255.255.0.0
192.168/16
26
第
2
章
ストレージ・エリア・ネットワークの計画を立てる