ファイルまたはフォルダをコピーする(
cvcp
)
Xsan
ボリュームに、 または
Xsan
ボリュームから、ファイルまたはフォルダをコピーするとき
は、
cvcp
コマンドを使用します。
$ cvcp [
options
]
source destination
cvcp
コマンドのオプション
パラメータ
説明
affinity
操作対象のフォルダまたはファイルを保存したいストレージプールに割り
当てられているアフィニティタグ
target
フォルダまたはファイルのパスと名前
パラメータ
説明
options
詳しくは、
「
cvcp
コマンドのオプション」を参照してください。
source
コピー対象となるファイルまたはフォルダ(ディレクトリ)
。
destination
コピーが作成される場所。
オプション
説明
-A
事前割り当てを停止します。
-b
buffers
使用する
I/O
バッファの番号を設定します。
buffers
–
コピーに使用するバッファの番号
-k
size
コピーバッファのサイズを設定します。
size
–
バッファのサイズ(バイト)
-l
リンクではなく、シンボリックリンクのターゲットをコピーします。
-n
サブフォルダにコマンドを適用しません。
-p
prefix
指定されたプレフィクスで始まる名前のファイルのみをコピーします。
prefix
–
ファイル名の先頭の部分と一致する文字
-s
ストレージプールのブロック境界に割り当てます。
-t
コピースレッドの番号を指定します。
付録
B
コマンドラインを使用する
125
例
ファイル「
friday
」を「
/datasets/data1/july/
」にコピーします:
$ cvcp friday /datasets/data1/july
フォルダ「
/data1/
」およびすべてのサブフォルダを「
/datasets/data1/
」にコピーします。こ
のとき、すべてのアクセス権および所有権を保持し、コピーされたときにファイルを表示します:
$ cvcp -vxy data1 /datasets/data1
前の例と同じようにコピーを実行します。ただし、
「
jul
」という文字で始まる名前のファイルの
みをコピーします:
$ cvcp -vxy -p jul data1 /datasets/data1/july