マウントオプションを変更する
「
Xsan Admin
」を使用して、ボリュームのアクセスパフォーマンスに影響する可能性のある設定
を調整できます。
マウントオプションを変更するには:
1
「
Xsan Admin
」で、「
SAN
アセット」リストから「マウント」を選択します。
2
リストでクライアントを選択します。
3
「ボリューム」ポップアップメニューでボリュームを選択します。
4
アクション(ギア)ポップアップメニューから「マウントオプションを編集」を選択します。
「ディレクトリキャッシュのサイズ」:各
SAN
ボリュームについてクライアントにキャッシュさ
れるファイルシステムのディレクトリエントリー数を制御します。ボリュームに多数の小さい
ファイルが保存されている場合(ボリュームでホームディレクトリ・サーバ、メールサーバ、ま
たはカレンダーサーバを管理している場合など)は、この値を大きくすると効果があります。
「クライアントのワーカースレッド」:ボリュームとの通信に使用されるプロセス数を制御しま
す。クライアントに多数のボリュームをマウントする場合は、この値を大きくすると効果がある
場合があります。
「ファイルが閉じてからアクセス時間をアップデート」
:頻繁に読み出されるファイル(ストリー
ミングビデオなど)のアクセス時間のアップデート回数を減らすことによって、パフォーマンス
を向上できます。有効にしない場合、ファイルのアクセス時間は、ファイルが読み出されるたび
にアップデートされます。
詳しくは、
mount_acfs
のマニュアルページ(
man
で表示)でこれらのパラメータに関する説明
を参照してください。
第
5
章
クライアントとユーザを管理する
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